風に乗って 紅き空を

意識だけは高いポケ勢のブログ

【第2回P2オフベスト8構築】超奇形壁ラティバトンハッサム

 
こんにちは、へるたそ(たそがれ)という者です。
 
今回はオフでの構築が全く思い浮かばなく、適当にS15初期に使っていた壁ラティ+グロPドレPガルを使おうとしていました。
 
が、ガルーラの技範囲が狭くなること、定数ダメで削られた後に上から縛られる等の問題点が目立ちました。(急所負けは必然)
 
せっかくなので前期レート2211PTの偽装で行こうとしていた所、ハッサムの覚える技に「バトンタッチ」があることに着目。オッカの実+壁で様々な攻撃を耐えることを発見し、これを軸としながら出来るだけ壁やバトンに依存しないPTを考えました。
 
正直ネタパの域を出ないですが、なんか勝てました。ここから構築紹介&常体となります。
 

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以下採用順に解説。
 

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ラティオス@ひかりのねんど 臆病

 183(220)-*-101(4)-151(4)-134(28)-178(252₊)
 
 
・おきみやげ
 
・リフレクター
 
 
 
構築の軸なので採用。他の壁要員と違いバシャーモに強く、置き土産による自主退場や後続のポケモンの強引な積みを可能にする。太鼓マリルリの削りや壁後に殴り合うためにサイキネを電磁波には変えられなかった。
 
調整はゲッコウガの珠冷ビ耐えのテンプレートな物だが、ガルのA補正猫→壁下捨て身確定耐えまでBに厚くするべきだったかもしれない。(一応この調整でもいい乱数で耐えるっぽいが)
 
きちんと壁展開ができるか否かを見極める必要があるが、相手はこの並びを見てほぼ100%壁展開を予想しないので、強引に(というか半ばネタで)ラティハッサムガルーラ選出をしていた。そしたらなんか勝てた。
 
選出…予選4/6 本選2/2 
 

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ハッサム@オッカのみ 図太い 
特性:ライトメタル
 
 177(252)-121-132(0₊)-*-116(124)-102(132) (A0個体)
 
 
 
・みがわり
 
・バトンタッチ
 
 
数々の人から”沼”と呼ばれた悲しきポケモン。こいつ地味に夢特性だから厳選辛かったのに…
 
調整:
 H-B A146珠アローのフレドラ+ブレバを壁+オッカ込みで確定耐え
      不一致イカサマを身代わりが確定耐え
 
 H-D C191メガゲンのシャドボを壁込みで身代わりが超高乱数耐え(指標)
    C211リザYの晴れ放射を壁+オッカ込みで確定耐え(文字オバヒやめて)
 
 S  S+2で最速130族+4
 
ライトメタルなのは桁繰り・草結びの威力が100から80になるから。そんな技撃たれないだろって何回も言われた。実際撃たれなかった。
 
挑発されたら即降参。うまくガルーラにバトン出来ればほぼ勝ち確。ピーキーポケモンすぎて使ってて超楽しかった。
 
ガルーラが強すぎてS+2をバトンしただけで勝ちだった試合すらある。よってこいつを使う上で重要なのは「欲張って積みすぎないこと」。欲張って急所で負けるのは運負けではなくただのプレミ。
 
滅ゲンは選出させない。実際みんなガルーラ出してきたし自分ならガルーラ出す。
 
選出…予選3/6 本選2/2 
 

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ガルーラ@ガルーラナイト 意地っ張り 特性…精神力 
 
    197(132)-147(148₊)-129(228)-*-100-110 → 197-180-149-*-120-120
 
・からげんき
 
・れいとうパンチ
 
 
 
 
バトン先としてだけでなく初手から投げていけるポケモンとして、”あの”ガルーラを採用。A+2で図太いオボンボルトを冷パンで確定1発、S+2で意地スカガブを抜けるので微調整は行わなかった。
 
からげんきを秘密の力にするか最後まで迷ったが、レートではよく追加効果による事故が発生していたのでそのまま。
 
特性が精神力なのは、肝っ玉空元気でもヤミラミへのダメージが足りないため、ほぼ勝ち確の状態で怯みによる負け筋を潰すため、ガルーラの(分かりきった)猫に対し素ドレパンを打つため。(初手ガルガル対面では普通にメガドレパンを打つ)
 
今回思ったのが、普通のバトンパにもガルーラにはドレパンを採用すべきだということ。バトン先のポケモンはよく過労死しがちだが、このポケモンにはそれがほぼ無い。
このドレパンという技によって数々の激戦を勝ち抜くことができた。
 
最強の技範囲を持っているため、クチート入り以外のどんな構築にも出していくことが可能。こいつ本当に何してもつえーわ
 
選出…予選6/6 本選2/2 
 

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ファイアロー@いのちのたま 陽気
 
    153-133(252)-91-*-92(20)-193(236₊)
 
 
 
・ちょうはつ
 
 
 
壁展開が難しいボルトロスエルフーン・挑発アロー・挑発ジャロ・バシャーモクチートニンフィアカバルドン・ピクシー・レパルダス等を意識して陽気珠剣舞挑発アローを採用。ポリ2にCを上げさせないためのB<D、Sはゲッコウガ抜き。
 
耐久が無さすぎるので扱いには本当に気を付けなければいけない。具体的には無降りカバの岩封₊砂ダメ1回により68.8%で死ぬ程度。ちなみに岩封/ステロ/あくび/ふきとばしのカバはほぼ完全に切ってる。
 
他には特筆する点は無い。自分がかなり使い慣れていて信頼しているポケモンだが、今回は1試合しか選出しておらず、それもカバの岩封で出落ちした芸人ポケモンだった。
 
選出…予選1/6 本選0/2 
 

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ボルトロス@カムラのみ 臆病
 
    172(140)-*-92(16)-165(156)-99-171(196₊) (D個体値妥協のため実数値-1)
 
・10まんボルト
 
・めざめるパワー氷
 
・わるだくみ
 
・みがわり
 
 
スイクンマリルリボルトロス・最速スカガブ・謎ギミックのある構築と戦え、バトン無しでの壁下のエースとなれるポケモンとして採用。Sを最速ガブ抜きのカムラボルト抜きにするというコスさ。
 
相手のガルーラを倒した後のコイツの抜き性能には目を見張るものがある。まだまだ使い慣れていない自分でもコイツの強さは理解できた。
 
刺さる相手にはトコトン刺さる、よって選出するか否かの判断が大切なポケモンと感じた。
 
選出…予選3/6 本選0/2 
 

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ガブリアス@ヤチェのみ 意地っ張り
 
 203(156)-199(244₊)-116(4)-*-117(92)-124(12)
 
 
・じしん
 
・がんせきふうじ
 
  
 
この構築の沼ポケモンその2、HAdヤチェガブ。あまりにもクチート軸・ライボ軸が無理なので、少しでもこのポケモンで緩和できたらなという思いで採用。一応バトン先としても使える。
 
調整:
    H       12n-1・地球投げ4耐え
 
 A  A+1逆鱗のクレセへのダメージを考慮した値(意地鉢巻逆鱗みたいなもん)
       岩封で184-132ボルトに102~122ダメ
                               201-143ギャラを84.8%で二発
       地震で191-111輝石ポリ2に102~120ダメ
 
      A+2逆鱗で197-135メガガル確一
                    地震で181-121メガガル確一
 
      A+4地震で181-195ナットを75%で一発
 
      A±0地震で157-145メガクチを93.8%で一発(155-145なら確一)
                    逆鱗+鮫肌ダメ3回で181-120メガガルを87.5%で一発(岩封+逆鱗+鮫肌ダメ2回で確殺)
 
 H-B A177メガガルの冷Pをヤチェ込みで超高乱数耐え
 
             A194メガガルの捨て身確定耐え(指標)
 
             A192メガガルの秘密+不意高乱数耐え
 
             A237メガバンギのA+1冷Pをヤチェ込みで93.7%で耐え
 
             A120ナットのジャイロを92.6%で二耐え
 
             A172メガクチのA+2不意を75%で耐え
 
 H-D C146ボルトのめざ氷(≒C96クレセの冷ビ)を一回目ヤチェ込みで超高乱数2耐え

    C155ゲッコウガの珠冷ビをヤチェ込み75%で耐え
 
    C96クレセの冷ビ+ゴツメダメ一回₊A172メガクチの不意をヤチェ込みで高乱数耐え
 
              B<D DL対策
 
 S  テンプレABガル+1・S-1の最速115族+2
 
なんか色々と調整について書いているが、要は対ドラゴン性能を完全に切り捨て、代わりに様々な攻撃を耐えて相手ptを崩すことに特化したポケモン
 
クチート軸やライボ軸には、初手にクチートorライボが来ることを読んでコイツを初手に出す。んで剣舞する。
 
クチーターはクチートが好きすぎて大事に大事に扱おうとするので、いきなりじゃれついたりしません(偏見)。最後まで取っておいて締めに素クチートで不意or叩きして勝つのが快感ってとある奴が言ってた。
 
調整はもっと良いものがあるかもしれないが、このポケモンのスペックにはかなり可能性を感じた。
もし採用するならPTで竜のケアがしっかり出来ているかどうか確認したい(ちなみに自分は竜技を裏のボルトハッサムで起点にした)。
 
まあこのオフでは選出した唯一の試合でラッキーの歌うにより永眠した芸人ポケモンその2なんだけどね。冗談抜きであの技強かった。
 
選出…予選1/6 本選0/2
 
 
基本選出は初手ラティ-ハッサムガルーラ、初手ガル-@2(ほぼボルトアロー)。
 
このオフが自分にとって2回目のオフ会であり、勝ちよりも面白い構築を使って人と交流したいと考えていたのですが、前日に3回吐いた事もあって体調不良により全く頭が回らず、あまり考えずにラティハッサムガルーラ選出をしてしまっていたことが一番の反省点です。
 
なんとか準々決勝までは致命的な(絶対に食らってはいけない)急所を食らわずに勝ち進めましたが、いつ急所負けしてもおかしくなかった辺りに壁構築の弱さを感じました。なので準々決勝のブレバ急所は当然の報いかと。(そもそも相手のあの選出に対しては裏選出をすべきだったので自分が弱い)
 
 ですがオーキ堂勢がそこそこ頑張っていたこと、何より数多くの人とお話させて頂いたことがとても嬉しかったです!使っていた構築が愉快だったこともあり、ポケモンを最高に楽しむことができました!
 
オフで絡んで頂いた方々、対戦して頂いた方々、P2オフ運営の方々、そしてこの記事を見て頂いた方々、本当にありがとうございました!