s15最高最終レート2211(17位) ~おおぞらをとぶ~奇形メガラティオスハッサム
初めましてこんにちは!今期からレートを真剣に始めた、「へるたそ」という者です(名前は「たそがれ」でもいいです)。
今まではチラチーノなどを使ってエンジョイ勢として軽くレートに潜っていたのですが、受験が終わってから勝利への欲望が湧き、臆病ボルトの厳選に走りました。
今のレート勢で図太い・穏やかボルトはもちろん、クレセや穏やかドラン、めざパメタモンすら持っていないのは自分くらいなのではないでしょうか(笑)
そんな自分ですが、オフ初参加ながら北大阪オフで運良く優勝することが出来たり、レートで大好きなポケモンであるメガラティオスを使って初2100どころか初2200を達成でき、大変満足しています。
長々と前置き失礼しました。ここから構築紹介&常体となります。
以下採用順に解説。(選出率は2000から計測)
177(252)-150-167(252₊)-*-101(4)-85
・とんぼがえり
・どくどく
・はねやすめ
ドレPガルの登場により、高レート帯で炎パン搭載のABガルーラが減少すると何故か勝手に思い込んで採用。実際はよく炭になった。
とんぼがえりによるガルーラの猫再利用や襷潰し、毒羽による耐久潰し等、性能的にはかなり良かった。
基本的にはコイツで相手を削り、とんぼがえりによるコントロールを行いエースを一貫させる。物理受けを全面的に行える耐久を持っていないことに注意すること。
バレパンの枠を他の技にしたり、Sを落としてカバルドンに抜かれるようにしてもいいかもしれない。
選出率は圧倒的1位だが異常なほど麻痺ったり凍ったりした。やっぱ受けポケはゴミだな
ガルーラ@ガルーラナイト 陽気
181(4)-146(244)-101(4)-*-101(4)-156(252₊) → 181-176-121-*-121-167
・じしん
・れいとうパンチ
最も運勝ちを誘うことのできる最強ポケモンなので採用。
北大阪オフではABガルーラ意識の意地AS、冷P→不意打ちでの採用だったが、意地猫捨て身すら耐えるガルーラの登場、または陽気ミラーを意識して陽気に変更。無邪気でない理由は単純にハッサム等で削った相手を縛れる範囲を広げるよう、火力を重視したため。正直無邪気でもいい。
高レート帯では勝敗を左右する半分くらいの要素が「運の良さ」だと考えている。そんな中19%で凍らせることのできるコイツが弱い訳が無かった。
選出率は3位。
ファイアロー@あおぞらプレート 意地
183(236)-146(252₊)-92(4)-*-90(4)-148(12)
・おにび
・はねやすめ
ここまでで無理なバシャ等の高速格闘やハッサムナットに強く、ストッパーや抜きエースにもなれ、鬼火によるメガラティオスのサポートもできるポケモンとして採用。
ラティハッサムと絡めてサイクルを回すことが多かったため耐久振り。今Sに降るならフレドラを採用し最速ボルトを抜きたい。
「上から殴る」ことが大好きな自分にとって最高クラスのポケモンだが、鬼火の命中率が33%だったことは許せない。
選出率は意外にも最下位だが、PTにこのポケモンは必須であったと感じた。
ボルトロス@こだわり眼鏡 臆病
155(4)-*-90-177(252)-99-179(252₊) (D個体値妥協のため実数値-1)
・10まんボルト
・めざめるパワー氷
巷で噂の野球ボルト。詳しくはしぃさんのブログにて。
スイクン、ゲンガー、ファイアローあたりを意識してボルトロスを採用。
炎パン搭載のABガルーラなどの、上記3体では対処が難しいポケモンをワンキルする。
ボルトチェンジの枠がめざ氷になっているのは、初手ボルト対襷ガブ対面でハッサム引き→とんぼでボルト出しを安定(?)させるためと、単純に技範囲を広げるため。
基本的には周りで障害となるポケモンを削り10万サイキネを一貫させる動きを目指す。気合玉を打つ時は当たった後に裏の起点になって終わりとかいうクソダサい負け方をしないように注意。
選出率は2位。この子は野球が上手だった。
183-182(252)-116(4)-*-105-169(252₊)
・げきりん
・じしん
・がんせきふうじ
電気・岩・炎の一貫を切り、高速・積みATを止め、ヒートロトム入りのサイクルパを崩せそうなポケモンとして採用。
スカーフ→鉢巻→ヤチェ→ハバン(?)と持ち物がコロコロ変わった結果、襷に落ち着いた。
このポケモンの最大級の弱点はスカガブに弱いことだが、ハッサムだけでスカガブ対策になっているとはお世辞にも言えないことが反省点。
あとステロが激重になったのもいただけない。
まあでも主人公は主人公、無難に強かった。
選出率は5位。
ここまで構築ができて思ったことが、構築の軸であるガルーラハッサムを通すために、格闘に対する回答がファイアローだけでは不十分だということ。あとクレセドランがきつい。
そこで前々から使いたかった大好きなポケモンであるメガラティオスを採用することとなった。
165(76)-*-101(4)-178(220)-131(4)-171(204) → 165-*-121-208-141-171
☆奇跡の5VA0個体☆
H-B...身代わりが陽気ガルの猫(親の分)を確定耐え
陽気ガブの岩封を超高乱数で耐え
意地Aぶっぱメガバシャの膝超高乱数2耐え
H-D...CSメガゲンのシャドボ高乱数耐え
1瞑想後クレセの冷B、ドランのマグストを身代わりが耐える
C...サイコショックでメガゲン確一
1瞑想後流星群で197-120ガルを81.3%(197-121は75%)で落とす
S...メガ前ガブ抜きの素ゲンガー抜き(つまりガブ₊2)
・めいそう
・みがわり
既存のメガラティオスの調整よりガルーラを意識してCに厚く振った。これによりサイクル戦になったときの相手に与えられる負担も上昇した。これだけのCとSの実数値を確保するのはメガラティアスには不可能。
クレセドランをカモにするためのポケモンであるにもかかわらず、ひょいひょいゴキブリが目の前に出てきたのが楽しかった。
レート2100からはクレセドランがわんさか沸いており、それらすべてをコイツで突破するのは本当に快感だった。(2200チャレの相手もクレセドランだった)
最速じゃないせいでゲンガーに上から催眠をほぼ確定で打たれるのがクソ。同速勝負に持ち込むためにも最速にするべきかもしれない。
選出率は4位。メガラティ本当に愛してる。
選出はボルトハッサムガルーラ、ラティハッサム@1が多かったが、相手に応じて柔軟に選出を変えていた。
最終日はなかなか2100から伸びず、苦しい戦いが続きましたが、ガルガブの不意打ち択に勝ってから調子良く2200まで伸ばすことが出来ました!
対戦してくださった皆さん、本当にありがとうございました!
S16は少ししか潜れないと思いますが、今後ともよろしくお願いします。
以上となります。ここまで見てくださった方々に、心から感謝を。